授業時間を勉強時間に変える東大式勉強法

東大式勉強法 東大に現役で合格する人がやっていた中学・高校の授業の受け方

学校の授業をマジメに聞いててもよく分からない。でも勉強のできる人って、ちゃんと理解してテストでも良い点を取っている。結局は生まれ持った頭脳の差なのでしょうか?東大に合格するような人はもともと頭がいいから、一回授業を聞けば全部カンペキに暗記できるんでしょうか?彼らはいったいどんな風に授業を受けていたんでしょうか?

授業時間にメリハリをつける聞き流し学習とは?

聞き流し学習は東大に現役合格したズーミング開発者のomatoshiや、友人たちも実際に中学・高校でやっていた方法です。成績の良い生徒の中には、授業中に先生の話すことに集中しないという選択をする人が何人かいました。では授業を聞き流してそのあいだに何をしているのでしょうか?

ズーミングは数学の教材ですから数学の授業を例にして説明しますね。成績の良い生徒は数学の授業中、「勝手に教科書を読み進めて、勝手に問題を解いていく」んです。そして分からない事があったら、授業の後で先生に質問をする(笑)。もしくは数学好きな友達と一緒に教科書を先へ先へと読み進めていき、質問しあい、教えあう。この「聞き流し学習」で数学を勉強していた人たちは、きちんとテストでも良い結果を残していました。

聞き流し学習のメリットとは?

あえて授業を聞き流すことのメリットは自分の好きなペースで学習を進めることで、同じ50分の授業時間をより効果的に使えることです。なぜなら授業のスピードに無理に合わせずにすむので、集中力も維持しやすいからです。さらに授業の先取りで予習時間も節約できるので、自宅で自由に使える時間が増えます。

聞き流し学習は数学で特に強力な効果を発揮してくれます。数学の授業は基本的に定理や公式の説明ですから、教科書を読んで理解できるならば、先生の説明を一から十までマジメに聞きながらノートに黒板を書き写すのは時間のムダです。そのムダな時間を、自分のための自習時間に置きかえることができる。これこそが東大式聞き流し学習の最大のメリットです。

また数学の教科書は数ページおきに例題や章末問題が入っているので、それを解くことですぐに理解度チェックができます。2,3ページ読んで、問題を解く。できなかったら先生の説明を聞くか質問をする。このサイクルが非常に組み立てやすいので、数学は特に聞き流し学習が実践しやすい科目です。

実はomatoshi本人も聞き流し学習を取り入れてから数学の成績が上がり始めました。高校1年の1学期の定期テストで平均点より少し上くらいだった成績が、2学期では90点以上取れるようになっていました。以来ずっと「聞き流し学習」を実践しています。

東大式勉強法 授業の受け方のポイント

ここまで読んだ方の中には、授業をマジメに聞かないで怒られないの?と心配になった方もいるかと思います。先生や周りの生徒とトラブルにならないように上手く「聞き流し学習」を実践するポイントを整理してみましょう。

  • 授業と同じ科目の勉強をして、聞き流していることを気づかれないようにする
  • 授業で使っている教科書や参考書を使って学習する
  • 教科書に書いてあるようなことをノートに移すことをやめて時間を節約する
  • 節約した時間で教科書を読み進めていき、問題を解いて理解度チェックをする
  • 分からない部分だけ説明を聞くか、質問をして解決する

「聞き流し学習」で授業時間を充実した学習時間へと変える

授業をマジメに聞いて先生の話について行かなければならない。この当たり前の発想を捨て去ってみると、授業中の時間の使い方がまるで変わってきます。ホントに大事なことは教科書の内容をしっかりと理解することです。授業中は適度に聞き耳を立てておき、事前にあぶり出しておいた分からないポイントだけは先生の話を聞くことに集中力をシフトする。それ以外は、とにかく自分の出せる最大限のスピードで、教科書を勝手に読み進める。こんな風に集中力に強弱をつけることで、授業時間がグッと有意義なものになるのです。本気で成績を上げたいと思うならば、今までの学習スタイルを根本的に変えるべきです。そのためには授業をマジメに聞くという常識すら見直す必要があるのです。

執筆 omatoshi