サイコロの確率の高校入試過去問解説04
高校入試数学でよく出る、サイコロをなげる確率の問題です。
整数、平方根などの計算で混乱させようとする出題者の狙いがかくれています。
基本的な知識を自分でうまく組み合わせて使うことができれば怖くない問題ですよ。
【問題文】
1から6までの目がある大小2つのさいころを同時に投げて、
大きいさいころの出た目の数をa、小さいさいころの出た目の数をbとする。(福島県)
(1) a+bの値が5の倍数となる確率を求めなさい。
(2) √2(a+b)の値が整数となる確率を求めなさい。
問題をすばやく解くポイントは、2つのサイコロの出る目の組み合わせを正確に数えることですが、
このように表を描けば(1)の5の倍数が何通りあるのか?ということを数えることができます。
しかし高校入試の本番の限られた時間の中で、いちいちこのような表をかいているヒマはありません。
ズーミングの図解で別の数え方を紹介しますので、それを頭の中にイメージできるようになりましょう。
(1) 7/36
(2) 1/6
(2) 1/6
超図解ズーミングによる解説
「Start Prezi」ボタンを押すと、自分のペースに合わせて1コマずつ再生・巻き戻ししながら反復学習できます。