サイコロの確率の入試問題解説
定番のサイコロの確率と図形の三角形、とくに三平方の定理を融合させた高校入試数学の問題です。図形の知識と独特のルールがあるので、まず問題文の内容を正しく理解しないといけません。文章を注意深く読めば大切なヒントが隠れていることに気づける、上手くできている問題ですよ。
サイコロの確率と図形の融合問題
【問題文】
AB = 3cm, BC = 5cm, CA = 4cmの△ABCがある。
図のように、△ABCの周上に頂点から1cmの間隔で12個の点をとる。
2つのさいころを同時に1回投げて出た目の数の和がaのとき、
△ABCの周上にとった12個の点のうち、頂点Aから左回りに
a番目の位置にある点をPとする。
例えば、aが8のとき、点Pは頂点Cと一致する。
2つのさいころを同時に1回投げて、
点A、B、Pを結んで直角三角形ができる確率をもとめよ。(奈良県)
解答 7/18
超図解ズーミングによる解説
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