平面図形 いろいろな直線と角度の表し方を学ぼう
図形は中学校の数学で1年から3年までずっと勉強していかなければならない重要分野です。
効率高校の入試問題でもかならず図形分野から問題が出ます。
ここでは「いろいろな直線の意味」や「直線どうしの位置関係」をどうやって表すかを解説します。
そして「角度の表し方」についても説明します。これから図形分野の勉強をしていくための基本となる内容です。
これを理解できないと、図形問題の問題文そのもの分からないことになるので、必ずおぼえましょう。
直線,線分,半直線の違いを区別できるようになろう
2点A,Bを通り、両側が点を通りこしてずっとのびていくのが直線です。
2点A,Bの間にはさまれ、左右どちらにものびていない線が線分です。
2点A,Bを通り、どちらか片方だけに伸びている線を半直線といいます。
半直線という言葉は、実際のところはほとんど出てきません。
直線と線分という言葉は、図形問題でもよく使われる用語です。
平行と垂直をあらわす記号をおぼえよう
平行な直線(線分)とはどこまで伸ばしていっても絶対に交わることのない関係のことです。
また、垂直とは、2つの直線が90°の角度で交わる関係のことです。
平行と垂直を表す記号は、中学数学でよく使うのでかならず覚えておきましょう。
角度の表し方
直線が交わってできる角度の表し方も覚えておく必要があります。
∠ABC、∠CABのように、どの位置の角度のことを言っているのかを正確に説明するために∠の記号を使います。
超図解ズーミングによる解説
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