5分で勉強のやる気スイッチを入れる方法

やる気が出ないのは、勉強(行動)しないから

やる気を出すために本当に必要なこと、知っていますか?
僕(私)だって受験勉強しなきゃって分かってるんだけど、やる気が出ないんだよなぁ。うちの子だってやる気スイッチが入れば、もっと勉強を頑張ってくれるはずなのに..

高校受験シーズンになると、こんなお悩みの声が全国各地から聞こえてきます。勉強のやる気に関して悩んでいる受験生や保護者の方々は多いのですが、まず「やる気」に対する誤解を解いておかなければなりません。それは、

「やる気が出ないのは、勉強をしないから」ということです。

ふつう、やる気が出てきたら勉強を開始すると思いがちですが、これこそ大きな誤解です。最初は我慢してまず勉強を始めると、自然とやる気が出てくるものなのです。つまり、勉強(行動)することで脳が刺激されて、「やる気」が創り出されてくるのです。このとき脳の中ではドーパミンという神経伝達物質が分泌され、「やる気が出ている」状態を生み出しているのです。脳の中で起こるこういう作用を作業興奮と言います。いわゆる、やる気スイッチというやつですね。

勉強しなきゃなぁと思いつつ、ソファに寝そべってスマホをいじったりテレビを見たり…

それではいつまで経っても、やる気は出ません。なぜなら勉強(行動)してないので、「やる気」が生み出されてこないからです。「作業興奮」という脳の仕組みを知れば、「やる気」がある受験生へと生まれ変わることができます。

また、勉強前に部屋の掃除をするのは避けましょう。テストの前日になると、なぜか部屋の掃除をしたくなるのは誰でも経験したことがあると思います。でも部屋の掃除は、勉強への作業興奮にはつながりません。机の上を掃除したから、引き出しの中もキレイにしよう!ついでに洋服もキレイにたたもう、という具合に、勉強ではなくて掃除に対してドンドンやる気が出てきてしまいます。これでは貴重な勉強時間が減ってしまうので、勉強前に掃除をするのは止めておきましょう。勉強に関係あることの中から、やる気スイッチを入れるカンタンな作業を行うのがポイントです。

まずは5分間!脳の作業興奮を受験勉強に応用しよう

我慢して5分間、机に向かって勉強する

何でもいいから5分間、机に向かって勉強を開始する。それがやる気を生み出す方法です。もちろん勉強を始める前は、「やる気が出てない」ので、勉強開始するときの「嫌だな、めんどくさいな」という気持ちのほうが勝っている状態です。ですから、机に向かうだけでも既にツラいのですが、それはどんなに優秀な受験生でも同じです。受験勉強が得意な東大生だって同じ悩みを抱えている人はたくさんいるので、自分だけが特別怠け者だと誤解して気に病む必要は一切ありません。

5分でできる、やる気を生み出す勉強法

  1. 数学の問題集を1,2問選んで解き方を考えてみる
  2. 英単語を2ページ分、声に出しながら読む
  3. 昨日覚えた漢字や英単語、数学の公式などを紙に書き出してみる
  4. テストや模試の自分の解答を見て、間違った問題の見直しをする

ズーミング開発者のOmatoshiが受験生のころは、ここに紹介した方法によって、作業興奮を起こしてやる気スイッチを入れるように意識していました。何でもいいので、自分の気持ちを勉強モードにするための儀式を何か設定してみてください。

1分でできる、やる気スイッチを入れる方法

長い受験生活です。最初の5分間でさえ、勉強したくない気分のときも当然あります。そんな時は高校受験を乗り越えたあとの充実した高校生活をイメージしてみましょう。それが最短1分でできる、やる気スイッチをオンにする方法です。

  1. 合格発表の日に、自分の受験番号が掲示板に張り出されている映像
  2. 第一志望の高校の制服に袖を通して入学式へ向かう自分の姿
  3. 志望校に見事合格して充実した高校生活を送っている自分の姿

なるべくリアルに細かく、受験勉強の目標を達成したときのことをイメージしてみてください。1分間こうするだけでも、やる気は出てきます。このようなポジティブな未来の自分の姿を想像することで脳の前頭連合野という場所が活性化され、やる気を生む脳(側座核)に刺激を与えるからです。受験勉強がつらくても、自分がかなえたい目標のために必要なんだと確認できれば、サボっていてはいけないなって思えますよね。

予言の自己成就で、頭の中のイメージが本当になる?

夢や目標がかなったことをイメージすることで、最短1分でやる気スイッチをオンにすることができます。さらに、その夢や目標を紙に書いたり、他人に話したりすることで頭の中でイメージしたことが本当になるという現象があります。これを社会心理学の言葉で「予言の自己成就」と言います。自分の頭の中でイメージしたことが、たとえ根拠のない予言であっても、それを無意識に強く信じ込めるようになると、その予言に沿った行動をしたがるということが私たち人間にはあります。

予言の自己成就は勉強のやる気アップにもプラスの効果があります。「私は絶対この高校、大学に合格して楽しい学校生活を送っている」「私は必ずこの資格に合格して会社の中での評価を上げる」等のように、勉強の目標を自分は必ず達成すると信じることで、目標達成できた人が実践していた行動を見習い、自分の行動を変えていくことができます。

試験に合格するという目標であれば、合格にために明日は何をすべきか?いつまでに何点くらい取れるようになるべきなのか?ということを自分で必死で考えて、実際に試験勉強を毎日するという具体的な行動を取るようになっていきます。はじめの頃は、合格という目標が現実的でなかったとしても、自分の行動が変わることで、本当に目標が達成できる状態になるのです。

ただ何となく、「合格すればいいなぁ」という曖昧な思いだけでは、自分の日々の行動を変えるほどにやる気を高めることは難しいです。「試験に合格して充実した日々を過ごしている状態」のイメージを自分の脳内にすり込むことで、やる気も内側から湧いてくるようになるのです。

やる気スイッチをONにする、中学生のための数学学習サイト

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【やる気を出すために本当に必要なこと】僕(私)だって受験勉強しなきゃって分かってるんだけど、やる気が出ないんだよなぁ。うちの子だってやる気スイッチが入れば、もっと勉強を頑張ってくれるはずなのに...高校受験シーズンになると、こんなお悩みを抱える受験生や保護者の方が増えてくるのですが、まず「やる気」に対する誤解を解いておかなければなりません。それは「やる気が出ないのは、勉強をしないから」ということです。